正社員になりたいと思ってる期間工にとっては嬉しい言葉ですね。しかし、このような声をかけられたからと言って簡単に正社員になれるほど現状は甘くありません。あくまでも「正社員にならない?」というのは「正社員になるための試験を受けてみない?」という意味なのです。
しかし期間工全員がこのような言葉をかけられるわけではないので、このような言葉をかけられた期間工は現場で班長から高評価を受けているという事だという認識で良いでしょう。
期間工が正社員になるためには試験を受けなければいけませんが、試験内容、採用人数、倍率などメーカーによって異なります。また中には正社員雇用に積極的でない会社もあります。ここでは正社員になりやすいメーカーをまとめてみました。
期間工 正社員になりやすいメーカー
1位 アイシンAW
アイシンAWはTOYOTAグループの世界No.1のトランスミッション、ナビ専門メーカーです。
今でこそ各メーカーが期間工から正社員雇用の流れに力をいれていますがアイシンはかなり前から正社員雇用に力をいれている先駆けの企業と言えるでしょう。
2013年 240名
2014年 450名
2015年 680名
この数字は他メーカーと比較しても破格の数字です。もちろん正社員雇用率は業界NO1です。
2位 トヨタ自動車
トヨタ自動車は他メーカーに比べて圧倒的な人数を正社員として採用しています。
2014年までは期間工から正社員になった人は年間100人にも届かなかったのに2015年からの人数の急増には驚くばかりです。
2015年~2017年 1080人
2018年 500人
実に3年で1000人以上の期間工が正社員になっています。人数からも分かるようにトヨタ自動車も正社員雇用に力を入れているので正社員を希望する期間工にとってはチャンスだと言えますね。
3位 三菱自動車
現状、期間工から正社員雇用に積極的なメーカーはトヨタとアイシンAWだけだと言われています。
ただ三菱自動車は自分が正社員にならないかと声をかけられたので3位にしました。
もちろんほとんどのメーカーが正社員雇用の道は用意されていますが、採用枠が少なく倍率が高いです。
正社員を目指して期間工になるらトヨタかアイシンAWがお薦めだと言えるでしょう。
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